Research 003

インテグラ Type R(DB8)

純正フロントガラスサイドモールの取扱終了後に残る、流用・取付の課題。

Research Status:調査中
Updated:2026.09

DB8用純正部品がなくなった後

インテグラ Type R(DB8)のフロントガラス左右には、専用のサイドモールが設定されています。

右側は 73152-ST8-003、左側は 73162-ST8-003 です。

2026年9月現在、これらDB8用サイドモールは取扱終了となっています。

一方、3ドアのDC2には、右側 73152-ST7-003、左側 73162-ST7-003 という別品番の純正サイドモールが設定されています。

こちらは2026年9月時点で、新品販売・出荷表示が確認できるものがあります。

DB8用の部品がなくなったからといって、同じものを一から再製造することだけが選択肢とは限りません。

現在残っている純正部品を活かせないか、という視点から調査を進めています。

DC2用をDB8に活かせるか

調査した装着事例では、DB8用とDC2用のサイドモールは、外形や裏側のクリップ位置が近い一方、そのまま装着できる完全互換品ではありません。

DC2用をDB8に合わせると、上側は装着できるものの、下側ではクリップが届かず、固定できない状態になることが報告されています

モール内部のフレーム幅の違いが影響しているとみられ、フレームを変形させることで装着した事例もあります。

つまり、形状や固定位置に共通する部分があっても、車両へ適切に取り付けるためには補うべき差が残っています。

残っている課題

ここで重要なのは、「DB8用純正部品がなくなったか」だけではありません。

現在入手できるDC2用純正部品を活かせる可能性がある一方、そのままではDB8へ使用できない取付上の差があります。

残っているのは、「代わりになるモールがあるか」だけではなく、「既存のモールを活かしながら、DB8との取付差をどう補うか」という課題です。

また、取付方法を検討する際には、装着の可否だけでなく、保持性や雨水への対応、車両側の個体差なども考慮する必要があります。

PEREFALの視点

PEREFAL Automotiveでは、廃番になったDB8用サイドモールと同じものを、そのまま再製造することだけを解決策とは考えません。

現在入手できるDC2用純正部品の使える部分を活かしながら、DB8との間に残る取付差を、別の部品や構造で補えないかを検討します。

既存の装着事例にある加工方法をそのまま採用するのではなく、どの部分が共通していて、どの部分に差があるのかを見極めることが重要です。

そのうえで、必要な固定・保持機能を整理し、再現可能な構成へつなげることを目指します。

部品そのものをすべて作り直すのではなく、部品と車両との間に残る差に手をかける。

既に使えるものは活かし、それでも不足している部分だけを補う。それが、長く乗り続けるための現実的な開発につながると考えています。

PEREFAL Automotiveでは、こうしたResearchを起点に、必要に応じて設計・試作・評価を進め、実際に使える解決策へと育てていきます。

Research Note
公開情報、部品流通情報、オーナーによる維持・修理事例等をもとに、PEREFALが独自に調査・整理しています。掲載内容は調査時点の情報です。

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